ムダ毛と格闘すること数十年。生えてこなければいいのにという切実な思い

第二次性徴を迎えるころから急に濃くなってきたムダ毛。脇や股の方はまだ人目につきにくいからまだしも、太もものムダに濃い毛なんかは、体育の授業中は恥ずかしくて仕方がないものでした。
かといって、剃ったら濃くなるという話もありましたし、当時小学校高学年や中学生だった私では脱毛器や脱毛剤はおこづかいで買えなかったりで、結局放置していたものでした。今となれば、剃った毛の断面が目立つだけで濃くなるということはなく、カミソリでマメに剃っていればそう目立つこともなかっただろうとは思うのですが、花も恥じらう乙女が、『他の女子には生えないところの毛が濃い』というのは十分にコンプレックスなのでした。
毛足が長く濃い毛の生える私のような人からすれば、全く生えない人は羨望の対象です。生まれ持った体質は仕方がないですから、少しでもツルツルになりたい!そう願うことは必至でした。
年齢が上がるとともに自由に使えるお金も増え、脱毛器購入、永久脱毛のエステサロンに通うなど、対ムダ毛格闘戦の手段も増えました。費やしたお金もバカにはなりませんが、ムダ毛コンプレックスを抱えたまま生きていくよりはずっと心も体も軽いような気がします。
しかし何度か処理した毛の毛穴からは、「あっ、ひょっとして自分っていらない子?」と察して二度と生えてこないようなシステムにならないものか、とまぶたの毛を抜きながら未だに考えます。